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何処で役にたつか分らない

資格というと、自動車免許のようなものを連想しがちですが、他にもいろいろあるものです。
私が持っているのは、「ボイラ2級技師免許」。
工業高校出身の私は、在学中に先生に勧められて取りました。使う事はないだろうとは思いながらも、この免許は国家資格です。一定の大きさのボイラまで運転出来る資格なのですが、逆に考えると、ボイラを使っているところには必ず免許取得者がいないといけないのです。
 「ないよりはまし」、といった程度のの考えでしたが、法律に定められた講習を受けて、資格を取りました。もちろん筆記試験を経ての話ですが。
 取ったはいいけど、免許証は、安っぽい小さな紙切れ。こんなもの役にたつのだろうかと思いながらも、一応車の免許証と一緒に持っていました。

    でも、車の免許証と違い、だんだんぼろぼろになる一方で、何度捨ててしまおうかと思ったほどでしたが、なんと、社会に出てから何十年もしてから使う機会があったのです。
     仕事上で、他の開発グループが、ボイラを使うことが出てきたそうです。でも、その仕事に関わる担当者の中にはボイラ免許を持っている人間がいなかったのですね。それでも法律上は、資格者が必要ということになって、社内で探したそうです。そのときに見つかったのが私でした。持ち続けた免許証を見せたところ、ボイラの大きさから、2級で充分と分かり、始めてこの資格が役にたちました。
    やっぱり、何処で役にたつか分らないので、機会があったら資格は取っておくものですね。

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